田辺(たなべ)
田辺湾に面した海岸地帯に平地が多く、会津川・芳養川河口周辺から南側の市街地を中心として、左会津川等に沿って中山間地域が形成されています。
熊野信仰の盛んな時代には熊野三山への入口であることから交通の要衡として、また、江戸時代には紀州藩田辺市領の城下町として栄えた、紀南地方の中心地となっています。
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田辺湾に面した海岸地帯に平地が多く、会津川・芳養川河口周辺から南側の市街地を中心として、左会津川等に沿って中山間地域が形成されています。
熊野信仰の盛んな時代には熊野三山への入口であることから交通の要衡として、また、江戸時代には紀州藩田辺市領の城下町として栄えた、紀南地方の中心地となっています。
護摩壇山に源を発する日高川の最上流部にあたり、ほとんど急峻な山地で、本流や支流の河川沿いの小規模な平地に集落が点在している。
地域の木材は龍神材として有名で、林業が盛んな土地柄である。また、龍神温泉は、美しい肌をつくる美人湯として名高く、「日本三美人の湯」と呼ばれており、多くの観光客が訪れている。
果無山脈に源を発する富田川が地域のほぼ中央部を東西に、また、日置川が地域の東部を南北に蛇行しながら南下し、その流域に開けたわずかな平地に集落が点在している。
基幹道路である国道311号、国道371号、県道龍神中辺路線が東西南北に通っており、交通量が増えてきている。また、熊野三山への参詣道として栄えた「熊野古道」が世界遺産登録されて、訪れる観光客も多くなっている。
北部および東部に1,000m級の連山を控えた急峻な山岳地帯であり、この山間を蛇行する富田川と日置川の流域に開けたわずかな台地や、山間の斜面に集落や耕地が散在している。
富田川沿いにある鮎川地区は、宅地化が進み、近年人口が増加する傾向にある。日置川流域には合川ダムがあり、ヘラブナ釣りやブラックバス釣りなど多彩な釣りが楽しめ、また、百間山渓谷には数多くの滝があり、「南紀の秘境」を満喫できる。
熊野川の中流域にあたり、ほとんどの地域が山地で、本流や支流の河川沿いの小規模な平地に集落が点在している。
本宮地区には熊野本宮大社があり、参詣道の「熊野古道」と共に世界遺産登録されている。熊野参詣の湯垢離の場であった湯の峰温泉や川原を掘ると温泉が湧き出る川湯温泉、渡瀬温泉の3つの本宮温泉郷があり、観光客の人気をあつめている。